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2010年11月16日

不正咬合(治療を要する噛み合わせ)の一つに「受け口」があります。
上の前歯が下の前歯の裏に入り込む噛み合わせです。
3歳のお子様もよくこの受け口でご相談にいらっしゃいます。
この受け口を治すタイミングですが、
不正咬合の中でも受け口(反対咬合)は
早めに治した方が良いとされています。

 上下の顎は、成長期に大きくなっていきますが、
身長と一緒である時期にグンと大きくなります。
下あごより上あごが先に成長をしていきます。
よって上顎の成長期に受け口でいると下顎の前歯が上顎の前歯を咬み込み、
そして押さえ込み上顎の成長を抑制してしまいます。
その後、上顎の成長期が過ぎてから下顎の成長のピークがやってきますので、
上顎が小さいままで、さらに下顎が大きくなってしまい
受け口のお顔立ちが強調されてしまう危険性があるからです。

では、いつ頃が早めでベストな時期なのか?

 3歳ころに治療を開始する考えもありますが、
当院では、上下の顎の成長のアンバランスが著しくなければ
上下の前歯がはえてきた頃スタートしていきます。
よって多くの場合6~7歳頃にスタートします。 

 乳歯の受け口は、前歯のはえかわりの時に自然治癒する可能性があるため、
それまでは成長のアンバランスがなければ
しっかりと定期的(6か月~1年に一度)に見守っていきます。

 小児の矯正治療は、期間が長くかかります。
なるべく短い期間で最大の効果を得なければなりません。
このタイミングをしっかりと診断して患者さんにアドバイスしていくことが
矯正歯科専門医の努めです。

 受け口は、すべて永久歯にはえかわってしまうと治療が厄介になるケースもありますので、
治療開始時期も含め「年齢を問わず気になった時点で矯正歯科医の診断を受ける」
ことが最良の治療結果への近道となります。

ひらの矯正歯科

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ひらの歯科医院 院長 平野 正芳

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院長 平野 正芳

治療というものは、患者さんの気持ちを汲み取ることからスタートすると考えています。 患者さんの思いを理解しているかどうかで、ゴールは異なると思います。

通り一遍の治療ではない、本当のオーダーメイドの治療は、患者さんとの心のコミュニケーションから始まると考えています。
こういった丁寧な作業の積み重ねが、患者さんからの信頼につながっていると信じています。